海外進出をしてみたい、でもどれだけの可能性があるのかがわからない、進出してみたが手探りでやっているため思うように進まない――等々、海外進出にあたっては様々な段階で様々な悩みや課題が発生します。当社は海外進出の検討段階からお客様の海外事業が安定するまで、全段階においてのご支援が可能です。豊富な経験と知識、行動力をもとに、お客様と一体となって活動いたします。
海外進出サポートの基本的な流れ
基本的な流れは以下のようになります（各項目の詳細については下の「海外進出サポートの内容」をご覧ください）。
必要な箇所に絞ってのサービスもご提供しておりますので、お気軽にご相談ください。
海外進出サポートの内容
１．基本コンサルテーション
お客様が海外進出される目的や、製品・サービスについてお伺いした上で、課題を明確にし、今後の具体的な進め方についてご提案いたします。
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実際に海外展開を始めるに当たり大事なのは、経営者ご自身が海外進出に対し強い意思をお持ちであること、あるいは、戦略策定を通して、中長期的な視点での事業戦略上、海外進出が必要であると確信していただくことです。
また、海外事業は結果が出るまでに数年かかる事もあり、その間は投資期間として我慢しなければならない可能性もあります。このようなリスクを事前に理解していただく事も必要です。
２．海外展開戦略の策定
販売する製品やサービスの市場性を分析して、大まかな販売計画を作成していきます。
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販売計画作成に当たっては、短期的には過度な期待値を計上せず、あくまで中長期的な視点を重視します。また進出地域については、全方位展開ではなく絞り込んでスタートする事を推奨しています。
① 製品・サービスの市場性把握
進出想定地域において、市場規模や競合状況などの情報収集を行います。現在はインターネットでもかなりの情報収集が可能ですが、特にニッチ商材ではデータ入手が困難で、ノウハウが必要になる場合があります。
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その他以下のような事項についても調査・把握を行います。
・現地の顧客特性
・文化/宗教/習慣等
・販売チャネル
・リスク要因（税制、規制、商習慣、等）
② 製品・サービスの提案価値の明確化
現地顧客にとって、販売する製品やサービスにどのような価値があるのかを明確にします。これが商品戦略策定にあたっての核となります。
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具体的には、進出する地域でどの顧客層をターゲットに、何を差別化要素に、幾らで販売するかの仮説を立てます。そして市場調査に基づいて競合に対する自社製品の差別化要素を明確化し、提案価値を決めていきます。
③ 海外展開戦略の策定
①、②の考察をもとに、お客様の事業展開について具体的なアクションと日程計画に落とし込みます。
３．海外展開の実践
① インフラの整備
海外展開を実際に行うにあたり、最低限必要なインフラを準備します。
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具体的には以下のような準備が必要となります；
・英文の会社ホームページの開設
・英文の会社案内、商品カタログの整備
・英文の会社と商品説明プレゼンテーション資料（商談用）
・機密保持契約書（英文）
※特に技術系の企業、商品・サービスの場合、自社の機密保持の観点から必須。
・海外特許取得
※特に技術系の製品で、中国に輸出を考えている企業に対しては強く勧告する。
② 海外販路開拓・海外現地展示会への出展
現地での販売を代理で行ってくれるパートナー候補を発掘します。中小・零細企業が海外に販路開拓する場合、自社で販売現地法人を設立するよりも進出地域の現地パートナー企業と協業するのが現実的であることが多く、信頼できるパートナーを発掘することは海外進出成功のカギともなります。主に展示会出展等を通して最適なパートナーを発掘していきます。
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現地パートナー候補の開拓については、多くの場合進出先の海外現地展示会への出展が効果的です。特にお客様の製品・サービス、進出先で最適な展示会を狙って出展することで、よりニーズの合致するパートナーを発掘することが可能になります。
また展示会では現地消費者からの商品へのダイレクトな反応も取得することができます。
展示会出展で獲得した顧客リストをベースに、業務提携に向けた商談を行い、進捗状況によって実際に訪問してその会社や経営者の知る事も必要になります。
一方、ニッチな商品でパートナー企業が特定できる場合は直接パートナー候補と交渉するなど、製品や地域によってより良い手段がある場合はそちらを選択していきます。
③ 現地パートナー候補との業務提携
発掘したパートナー候補とは商談を行い、適性を見極めた上で業務提携契約を結びます。その上でパートナーに対して必要なフォローを実施するとともに、ご要望に応じてお客様企業における体制づくり等もサポートしていきます。
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具体的には以下のようなフォローを行います。
・ 現地パートナーへのトレーニング （商品・セールス・修理）： 現地パートナーとの契約が済むと、パートナーが自らマーケティング・販売活動ができるよう各種トレーニングを行います。
・ 現地パートナーの販売立上げ支援： 現地パートナーが自社で販売活動をする初期段階においては、日本側からの支援を求められる場合もあり、その準備が必要です。
・現地パートナーの実績レビュー： 契約の年度を区切るタイミングで、現地パートナーと販売活動・実績の振り返り（レビュー）を行います。
・自社内の海外事業担当要員育成： 実際に現地パートナーの販売実績が上がってくると、それに対応する日本企業側の人員が必要となります。即戦力で人材を雇用する場合もありますが、現有メンバーを海外営業要員として育成していく場合もあります。お客様のご希望や状況に合わせて対応いたします。
