空気清浄機メーカー・A社様の事例

背景

A社様は東北地方のものづくり企業で、永く大手メーカーの下請けを行ってきましたが、独自技術をベースにした自社ブランドの空気清浄機の開発・販売にも乗り出しました。 
国内では主にB2B市場向けの展開で着実に成果を上げ始める中、更なる成長を求めて海外市場への輸出への取り組みを始めました。知り合いの中国人のルートを通じて、中国市場開拓を行ってましたが、その提携会社は資金はあったもののマーケティングや販売の力が脆弱で、不動在庫を抱えている状態でした。中々実績が上がらず、弊社への支援依頼をいただきました。

支援内容

以下のような場面において支援をさせていただきました。

  1. 中国の現地展示会への出展支援
  2. 技術的優位点のコミュニケーション戦略策定(特徴あるコア技術(光触媒)を訴求することで差別化を図る)
  3. ブランド完成品の販売・マーケティングに長けた現地パートナー企業の紹介(台湾、中国)
  4. 台湾の弊社パートナー企業との販売代理店契約締結に向けた交渉
  5. 英文販売代理店契約のドラフト作成と取りまとめ
  6. 代理店契約締結後の、製品・販売トレーニング
成果

台湾の代理店は、まずはB2B案件(政府系の入札案件)に注力し、着実に販売実績を積み上げ、一年目で年間1000台の空気清浄機販売を達成しました。2年目からはB2C市場にも進出、コア技術を核としたマーケットコミュニケーションを展開しながら量販店にも販路を広げ、年間3000台の販売を目指して活動中です。
また台湾代理店を通じ、中国、ベトナム市場への販路も広げています。